お客様の声賃借対照表の見方

賃借対照表

資産の部 負債・資本の部
現金貯金 20,000,000 支払手形 10,000,000
受取手形 10,000,000 買掛金 20,000,000
売掛金 10,000,000 借入金 30,000,000
貸付金 5,000,000    
商品 20,000,000 資本金 30,000,000
建物・機械・車両 20,000,000 前期繰越利益 10,000,000
土地 10,000,000 当期利益 20,000,000
繰延資金 5,000,000    
資産合計 100,000,000 負債資本合計 100,000,000

財務諸表には貸借対照表・損益計算書・利益処分案(商法改正により変更予定)がありま すが今回は貸借対照表についてのべたいと思います。

いうまでも無く貸借対照表はある時点における『資産・負債・資本の状態』を表にしたものであり、損益計算書はある期間における『収益費用の発生』を表にしたものと一般に言われております。 ですから、あなたは現在1億円の資産があって5千万円の借金並びに元手の2千万円を 差引くと3千万円残り、去年はこれが1千万円だったので今年は2千万円儲かったことになるんで、税金は半分の1千万円よ。

税務署も税理士も当然の事として私もこのように説明して申告書にサインを頂戴し、税務署に申告書を提出するのですが・・・・。
本当にこれが正しいのでしょうかねえ???。勿論、税法的には正しいのですけど。
それでは資産・負債の項目を一つ一つ点検してみましょう。

まず現金預金です。この数字は正しいでしょうね。ペイオフの関係で1千万になってしまうかも判りませんけど。
次に、受取手形・売掛金・貸付金・・・相手先が倒産して、回収不能になりませんかね。
商品・・・流行遅れ・たなざらしになっていませんかね。
建物・機械・車両・備品・・・こんなもの1年も経てば価値は0円から良くって半値。
土地・・・今までは値上がりしていたのですが、昨今では建物の取壊し費用・整地費用が掛かりますよね。
繰延資産・・・資産価値は無し。

このように資産は現金を除いてフィクションにすぎないことが明らかなのです。また、これらは時間の経過・或は経済的状況によって価値が減少するものと、認識すべき性質をもっています。

これらに対し負債は絶対に減少することはありません。むしろ、金利・遅延損害金が付いてしまいます。未払税金なんか納期限に支払わなければ年14.6%の延滞税が掛かってしまうのです。定期預金の利子が0.1%の時代に、しかも損金不参入。

財務諸表を決して信用してはいけません。常にその元となる例えば売掛台帳を見て回収不能のチェック、現場の不良在庫のチェック、使用不可能な固定資産のチェックをし、これらをお金に換えるか、除去するようにしましょう。デッドストックにも税金は掛かっているし、家賃・光熱費も掛かっているのですもの。社員はこんなこと進んで整理してくれません。
『治にいて乱を忘れず』・・・・この言葉の意味を噛み締めましょう。



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